どんとこい感情とろ日記。

映画館でバイトをしているという可愛い女の子が胸に抱いてきたフライヤーが、暖かかった。 いや多分、今日は天気が良いから、鞄の中で暖まっていただけだと思うけど、 少し湿気を含んだ暖かいフライヤーを選り分けながら、なんだかやらしいなと思った。

少し落ち着いてきた モノレールひょいって、つまみたくなるよね

恋人が帰ってきたので玄関で出迎えたら続いて細くてきれいな茶髪の女の人を連れていた。私はなぜかウッカリ全裸で出迎えていたので、慌ててダイニングに繋がる扉を閉めて、着替えるから入室を待って欲しいこと、そもそもその人は誰で、今日はお客様がいらっ…

帰りの電車の中で左隣のスーツの男性から少しうざったいほどの圧力を肩に受けて、私はほんの少し体を右斜めに倒しながらこの間暇つぶし用に買った文春文庫の直木賞受賞作の続きを読む。 いい加減肩の重さに耐えきれなくなってきたところで男性の携帯のバイブ…

家族で海外のテーマパークに行く。サファリパークみたいに、車で入れるパーク。昆虫のゾーンで4mほどのヘラクレスオオカブトを見て、ほんものってこんなにおっきかったんだ！とはしゃぐ。 他にも大きな昆虫を見て、昆虫好きの私はテンションが上がる。なんだ…

高度なスキルを持っていない人が悪いの？それで、高度なスキルを持っていないことを責められるの？高度なスキルを持っていない君に？ 私は高度なスキルを持っていない君を、正しい選択をして助けたのに。助ける私が悪くて、背負う私が悪いんだって。高度なス…

いい年して日和ってんじゃねえよ はい。

きみは社会に必要とされていていいね きみは他人に必要とされていていいね きみは世界に必要とされていていいね 最初に私の頭の中を日本語で整理整頓してくれた人は、次に私が現実世界で手を引いてあげたけど、最終的に私の手が足りなくなって離してしまった…

客観的にみれば、もう十分すぎるほど病的だ。

ぼた雪が降りしきる中、納屋についている郵便受けまで黄色い封筒を取りに行く。女の子のようなきれいな字で、便せん6枚、後半は子供の頃の写真のカラーコピーだった。 向かいに母、隣に祖母がいて、富山の家は東京よりこんなに遠いのだから、もう現実世界に…

父が3番目となる自宅を建てたので引っ越した。高級住宅街に建てられたそれは部屋数は今までの自宅と同じような物だが、それぞれがとても広く、向かいには教会があり窓からフラワーシャワーがよく見えた。 ただ一つ、私の寝室と奥の客間を繋ぐ扉に設計ミスが…

私の人生は私を裏切らないし、 私は私の人生を裏切らない。